のっぽろカウンセリング研究室の新しいホームページです。以前のホームページは諸般の事情でリニューアルすることが難しいので、こちらに新しいサイトを作って令和元年にお引越ししました。
さて、のっぽろカウンセリング研究室は2010年に開設されたカウンセリングルームです。開設以来、相談者の皆様に無料のカウンセリング・サービスを提供してきました。ありがたいことに、開設以来多くの方々が訪れ、さまざまなお悩みに耳を傾けることができました。今後も無料の心理的支援を続けていくつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。
のっぽろカウンセリング研究室とは
札幌市の隣町、江別市に開設された無料のカウンセリングルームです。地域の方々に奉仕すると同時に、心理カウンセリングの研究を行っています。カウンセリングの実践と研究の両面において実績を積み重ねてまいりましたので、どうぞ安心してお申し込みください。
のっぽろカウンセリング研究室の代表カウンセラーは、普段は大学の教員をしています。プロフィールページをご覧ください。限られた時間の中でカウンセリングを行っているので、あまり多くの方々とお会いすることはできないのですが、お悩みを抱えた方のお話に丁寧に耳を傾けています。
無料でお話を聞かせていただきます
生きている限り、人生には悩み苦しみが尽きないのかもしれません。順風満帆で生きていたとしても、ある日突然に状況が一変して、途方に暮れることもあるはずです。人生に行き詰ったとき、自分の力ではどうすることもできなくなったとき、心の専門家の支援を受けるのもよいでしょう。困ったときには誰かに助けを求めてください。一人で抱え込むことも、一人ぽっちで絶望することも、もうやめましょう。
のっぽろカウンセリング研究室が提供するカウンセリングは「無料」です。相談者の所得による区別などはありません。無料というと「何か怪しい」と訝られるかもしれませんが、それにはちゃんとした理由があります。このサイトにある「無料のわけ」のページをどうぞご覧ください。きっと、納得していただけると思います。
では、当カウンセリングルームへのお申込みを心よりお待ちしています。
のっぽろカウンセリング研究室の旧サイト
こちらの画像が旧サイトのトップページです。とてもレトロ・・・・。まだネット上にはアップしていますが、もうすでに稼働していません。過去に書いた記事にまだアクセスがあり、また、こちらの新サイトに移動するのは膨大な時間と労力が必要なため無理と判断して、残してあります。
いまから10年くらい前に作ったものです。当時トップページに書いた文章を再現してみましょう。
札幌、江別、岩見沢、恵庭など、札幌圏の方々に、カウンセリング・心理カウンセリング・精神療法をボランティアで提供し、それと同時に対人援助実践について研究を行います。このサイトは、大学に籍を置く研究者が札幌市の近郊江別市で心の無料相談を行い、この分野の研究を推進させていただくために、相談者の皆様に向けて情報を発信するものです。皆様のメンタルヘルスに貢献するために、多くの方々の当カウンセリングルームのご利用をお待ちしています。
生きているかぎり、人は悩み苦しみからすっかり逃れることはできないのかもしれません。自分や、家族や、対人関係のことなど、頭を悩ませ、胸が痛むときがあるものです。自分でどうにかしようと思っても、どうすることもできず、いつのまにか深い悲しみから自力では抜け出せなくなることもあるでしょう。そのようなときに誰かに相談して話してみると、気が楽になることがあります。しかし、身近に、自分が暮らす札幌に話を聞いてくれる相手がいなければ、それもかないません。そんなときには、当心理相談室の無料カウンセリングを遠慮なくご利用ください。心理カウンセリングを札幌でお求めの方に、ゆったりとした安らぎのある時間を提供いたします。
また、現代は、こころの健康問題を解決することが急務になっております。札幌もそうです。さまざまな精神疾患や、うつ病、ノイローゼなど、心の病は益々増加する一方です。心の専門家が行うカウンセリングや心理相談は、心療内科や精神科クリニックの医師による薬物療法などの医学的治療とは異なるのですが、それには精神的な苦痛を緩和できる可能性があります。ちょっとした悩みごとの苦しみから、心の病からくる苦痛まで、広くカウンセリング札幌をご希望の方は、どうぞご連絡下さい。
札幌に生きる私のカウンセリング・スタイルは、とてもオーソドックスです。相談者のお話に、ひたすら耳を傾けるのです。心理的なアプローチとしては、精神分析、認知行動療法、ゲシュタルト療法などがあるのですが、その意味では来談者中心療法に近いかもしれません。それに加えて、最近は「声の心理療法」を実践しております。こころの中に住みついて鳴り響いている暖かみのある声や、自信を奪う厳しくて冷たい声たちとの対話を促進することで、自信回復をはかる方法です。もちろん、ただお話を聞くだけでなく、適切なアドバイスを行うこともあるでしょう。相談者に合った適切なカウンセリングを、札幌市の隣町江別にて提供いたします。
人のこころを札幌の気候にからめて表現すれば、こうなるでしょうか。北海道の札幌は季節のはっきりした土地で、特に冬場は厳寒のなか人々は風雪に耐えなければなりません。厳しい冬を乗り越えて、はじめて春がやってくると言えるでしょう。このような自然の中で育まれた風土があり、人々はその中で自然を謳歌しながら生きているのかもしれません。カウンセリングに訪れるクライエントのこころは、いつも厳冬の中に置き去りにされたままで、なかなか春がやってこない状態なのかもしれません。春・夏・秋・冬という季節が喜怒哀楽という感情だとすれば、彼ら/彼女らはすべての感情に対して自然なかたちでは開かれていないのでしょう。こう言えるはず、クライエントのこころは、春を待って閉ざされているのだと。このような意味で、私の目指している心理相談とは、札幌に住むクライエントのこころに季節のめぐりが回復し、生き生きとした心の自然を享受することができるようになるところを目指すものなのかもしれません。
最後に、カウンセリング・ルームを開設して以来、多くの相談者の方々より申し込みや問い合わせをいただき、感謝いたします。札幌の近郊に位置し、比較的アクセスにも恵まれており、広く札幌圏全域のクライエントの方々に利便性が高いのでしょう。しかし、一人の臨床心理士が心理カウンセラーとして応対可能な人数にはかぎりがあって、しばらくのあいだクライエント様には予約待機をお願いしたり、新規のカウンセリングの受け入れをストップする場合もございます。たいへんご迷惑をおかけして恐縮ですが、お申し込みの際には、このページの右上に赤字で書かれた現在の受け入れ状況をご確認ください。当研究室は、江別市のみならず、札幌とその近郊の方々に開かれた心理相談室です。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
(追記)
いま2019年です。このカウンセリングルームを開設してから10年がたちました。カウンセリングの世界はこれまでの臨床心理士から国家資格の公認心理師の時代へと変わりつつあります。元号も平成から令和に変わります。のっぽろカウンセリング研究室は、私が札幌の北星学園大学を定年退職する予定の10年後くらいまで継続するつもりでおります。そのときが来るまで、どうぞよろしくお願いいたします。
カウンセリングを札幌で・・のっぽろカウンセリング研究室
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このような感じでした。引っ越しする数カ月前に追記も書いていたようです。それにしても、"Welcome to the Nopporo Counseling Room"とか、「リンクフリーです」は、われながら懐かしい感じがします。いまどき、こんなことを書いているホームページはほとんど残っていないでしょう。でも、当時はまだこんな感じのホームページが少なくなかったのです。さて、下位ページの項目は以下のようになっていました。
ご挨拶
プロフィール
相談の内容
心理相談の種類
どんなことが行われるのか
ご利用の条件
相談の流れ
予約・問い合わせ
料金(無料)のこと
開室時間
アクセス
守秘と倫理
カウンセリング文献ガイド
臨床心理学研究方法論ノート
心理療法論
コラム・カウンセリング
こんなにある ! 心理療法
たしか全体の記事は200ページ分くらいあったような気がします。そのほとんどが2010年から2011年にかけて書かれたものです。いまとなってはお恥ずかしい内容の記事もあるのですが、かつての自分が書いた記録として残しておこうと思います。
それから、カウンセリングルームを開設した当時は、いまのような時間制限短期療法(多元的ブリーフセラピーとシングル・セッション・セラピー)は行っていませんでした。家族療法やお子様の相談や、実に多種多様なご相談をお受けしていました。そのようなこともあり、旧サイトに書かれていることは、一部ですが、いま現在行っていることとは異なる内容を含んでいます。誠に申し訳ありませんが、いまご覧になっている新しいサイトを公式としますので、何卒よろしくお願いいたします。